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Ad-PixFlowの設定とヒント

Ad-PixFlowの各種設定について簡単に解説します。

DPI (ワークフロー編集画面)

DPI(Dots Per Inch)は、1インチあたりのピクセル数を表す値です。Ad-PixFlowでは、この値を用いてミリメートル(mm)とピクセル(px)の変換を行います。

重要事項: DPIを高解像度に設定しても、元画像以上の画質に向上することはありません。画像の利用目的に合わせて、適切なDPI値を設定してください。

プレビューを表示 (ワークフロー編集画面)

このオプションをオフにすると、ワークフロー処理の最後に表示されるプレビュー画面がスキップされます。

リサイズ (ワークフロー編集画面、フィルター)

画像のサイズを変更するためのフィルターです。

  • 拡大縮小: 指定した倍率に基づいて画像を拡大または縮小します。
  • 縦、横: 画像の縦または横の長さを指定したピクセル数にリサイズします。
  • 長辺: 画像の長い方の辺を、指定したピクセル数にリサイズします。短い方の辺は、アスペクト比を維持して自動的に調整されます。

回転 (ワークフロー編集画面、フィルター)

画像を回転させるためのフィルターです。

  • 回転方向の指定: 回転の方向(例: 右に90度、左に90度など)を選択します。
  • 手動: 「手動」を選択した場合、ワークフロー実行時に画像が表示され、ユーザーが直接回転角度を設定できます。

手動切り抜き (ワークフロー編集画面、フィルター)

表示された画像から、ユーザーが手動で切り抜き範囲を指定するフィルターです。

  • 自由形式: 制約なく、自由に切り抜き範囲を設定できます。ハンドルの移動で切り抜き範囲が指定できるほか、切り抜き範囲の中央をドラッグすることで、切り抜き位置を移動できます。
  • アスペクト比: 切り抜き範囲の縦横比を固定して切り抜きを行います。
  • 固定サイズ: 切り抜く画像のサイズを固定します。切り抜き範囲の中央をドラッグすることで、切り抜き位置を移動できます。

自動切り抜き (ワークフロー編集画面、フィルター)

予め決められた大きさで、画像を自動で切り抜くフィルターです。

  • 中央: 画像の中央から、指定された範囲で画像を切り抜きます。
  • カスタム: 中央以外の位置から切り抜きたい場合に選択します。画面左上からの位置を基準に指定します。

出力設定 (ワークフロー編集画面)

加工した画像の出力方法を設定します。

オリジナル

加工後の画像を、そのままの状態で出力します。

用紙サイズに合わせた出力 (A4用紙、カスタム用紙など)

加工した画像を、指定した用紙サイズに対応する解像度の「コンテナ」画像内に配置して出力します。用紙の解像度は、設定で指定されたDPI値と用紙の実際の大きさに基づいて決定されます。

  • 中央: 加工画像をそのまま用紙の中央に配置します。
  • 内接 (Contain): 加工画像が用紙全体に収まるように拡大・縮小して配置します。画像全体が表示されますが、用紙に余白が生じる場合があります。
  • カバー (Cover): 用紙全体を加工画像で覆うように拡大・縮小して配置します。用紙に余白は生じませんが、元画像の一部が切り取られる(クロップされる)場合があります。
  • タイル: 加工画像を複数並べて、タイル状に配置します。証明写真の印刷など、同じ画像を複数配置したい場合に便利です。